可憐(読み)カレン

デジタル大辞泉 「可憐」の意味・読み・例文・類語

か‐れん【可×憐】

[名・形動]《「あわれむべき」の意から》姿・形がかわいらしく、守ってやりたくなるような気持ちを起こさせること。また、そのさま。「可憐に咲く野の花」「少女可憐な瞳」
[派生]かれんさ[名]
[類語]あどけないいたいけ可愛い可愛らしい愛おしい愛しい愛らしい愛くるしい愛愛しいいじらしいしおらしいめんこいキュートしとやかほほえましいほおえましいほのぼのほんわか愛嬌あいきょう愛想あいそなごむなごやか憎めないチャーミング癒やし系癒やすラブリーがんぜないいとけない

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精選版 日本国語大辞典 「可憐」の意味・読み・例文・類語

か‐れん【可憐】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「あわれむべき」の意から ) いじらしく、かわいらしいこと。姿がやさしく美しいこと。愛らしいさま。
    1. [初出の実例]「郎去人伝心有它、可憐情作怨情多」(出典:鳳鳴館詩集(1791‐99)三・怨情)
    2. 「可憐なる野の花のさきそひたる」(出典:落梅集(1901)〈島崎藤村〉七曜のすさび・水曜日の送別)
    3. [その他の文献]〔李白‐清平調詞〕

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