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和む ナゴム

デジタル大辞泉の解説

なご・む【和む】

[動マ五(四)]気持ちなどがやわらいで落ち着く。なごやかになる。「すさんだ気分が―・む」
[動マ下二]気持ちなどをやわらげる。なごやかにする。
「さて腹だてなむ、なほ―・めさせおはしませ」〈落窪・二〉

のど・む【和む】

[動マ下二]
気持ちなどを落ち着かせる。やわらげる。静める。
「心―・めて、人遣(や)りならぬ闇に惑はむ道の光にもし侍らむ」〈・柏木〉
物事や動作を控えめにする。ゆるめる。
「このもののたまふ声を、少し―・めて聞かせ給へ」〈・常夏〉
時間をのばす。猶予する。
「限りある御命にて、この世尽き給ひぬとも、ただ、いましばし―・め給へ」〈・若菜下〉

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大辞林 第三版の解説

なごむ【和む】

( 動五[四] )
気持ちがおだやかになる。なごやかになる。 「優しい笑顔に心が-・む」 「あら人神も-・むまで/後拾遺 雑三
( 動下二 )

にこむ【和む】

( 動四 )
なごむ。なごやかになる。 「天神地祇共に-・む/日本書紀 崇神訓

のどむ【和む】

( 動下二 )
心や気持ちをゆったりさせる。のどかにする。 「惑はれ侍る心をえ-・め侍らねば/源氏
動作が控えめに行われるようにする。 「その七夕の裁ち縫ふ方を-・めて、長き契りにぞあえまし/源氏 帚木
時日を延ばす。猶予する。 「限りある御命にて此の世尽き給ひぬとも、ただ今すこし-・め給へ/源氏 若菜下

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