デジタル大辞泉
「いじらしい」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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いじらし・いいぢらしい
- 〘 形容詞口語形活用 〙
[ 文語形 ]いぢら
し 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「意地」を形容詞化した語か ) 自分より年齢、能力などが劣っている者の心や様子、行動などが、痛々しく同情される様子。けなげで、いたわしい。あどけなく、かわいそうな感じがする。多く、子供の様子について用いられる。- [初出の実例]「されば禿は人間の種ならぬぞいぢらしき」(出典:浮世草子・好色万金丹(1694)二)
- 「お種は沁々(しみじみ)柳之助が惨(イヂラ)しかった」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉後)
いじらしいの派生語
いじらし‐が・る- 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙
いじらしいの派生語
いじらし‐げ- 〘 形容動詞ナリ活用 〙
いじらしいの派生語
いじらし‐さ- 〘 名詞 〙
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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