愛別町(読み)あいべつちよう

日本歴史地名大系 「愛別町」の解説

愛別町
あいべつちよう

面積:二四九・七一平方キロ

昭和三六年(一九六一)上川郡愛別村が町制を施行して成立。上川支庁管内のほぼ中央にあり、大雪山の北西麓にある。南は当麻とうま町、東は上川町、西は比布ぴつぷ町、北は山地を境に旧天塩国上川郡朝日あさひ町と接する。町域南部を石狩川が西流し、愛別川は町域西部を南流し石狩川に注ぐ。石狩川と並行してJR石北せきほく本線が通り、石狩川の左岸に愛別駅・愛山あいざん駅・安足間あんたろま駅、右岸に中愛別駅がある。同じく石狩川に並行して旭川―網走間の国道三九号が通る。役場所在地の本町ほんちようで国道三九号と交差する主要道道下川しもかわ―愛別線(於鬼頭峠経由)が北に、同愛別―当麻―旭川線が南に延び、西へは道道比布―愛別停車場線が通じる。町域の七九パーセント(約一九六平方キロ)山林で、その六八パーセントが国有林である。耕地は八パーセントで、田地がその九〇パーセントを占める(平成一四年版「北海道自治年鑑」)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「愛別町」の意味・わかりやすい解説

愛別〔町〕
あいべつ

北海道中部にある町。石狩川上流に位置する。 1961年町制。地名はアイヌ語アイベツ (矢のように流れの速い川の意) に由来。 1895年近畿,中部地方より 179戸が入植。石狩川の流域米作野菜キノコなどの栽培畜産が行われる。面積 250.13km2人口 2605(2020)。

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