コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

戌の日 イヌノヒ

デジタル大辞泉の解説

いぬ‐の‐ひ【×戌の日】

十二支のに当たる日。犬は安産といわれることから、妊婦が妊娠五か月目のこの日に帯祝いをする習慣がある。→帯祝い岩田帯

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

いぬのひ【戌の日】

十二支の戌にあたる日をいい,吉凶さまざまな俗信がある。妊婦が妊娠5ヵ月目の戌の日に岩田帯をする風習は広い。これは犬が多産で産が軽いと信じられたためだが,戌の日にお産をすれば安産だとか,この日に夫婦が交われば妊娠するともいう。また作地帯では,戌の日に麦まきすると〈犬食わず〉といい,その麦を食えずに死ぬ者が出るといって嫌う。この禁忌が穀物将来説話と結びつけて語られる場合も多くみられる。昔,弘法大師が唐に行った時,麦を竹の杖の中に隠して持ち出そうとした。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

いぬのひ【戌の日】

暦の上で戌にあたる日。俗に犬は安産と信じられて、妊婦が妊娠五か月目のこの日に岩田帯を締める習慣がある。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

戌の日
いぬのひ

十二支の戌にあたる日。干支(えと)によって吉凶を判断することは広く行われている。戌の日については、出産の帯祝いをする吉日を戌の日としている土地が多い。妊娠5か月目の戌の日に里の母親または産婆が紅白の帯を妊婦に締めて祝いをする。犬は産が軽いからそれにあやかるためという。産育とは反対に、牛馬商人は戌の日を厄日としているが、その一方、戌の日に馬に種付けをすればかならず受胎するといっている。[大藤時彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

戌の日の関連キーワード水天宮十二支衰日帯祝

今日のキーワード

桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す

《「史記」李将軍伝賛から》桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

戌の日の関連情報