成行き(読み)ナリユキ

デジタル大辞泉 「成行き」の意味・読み・例文・類語

なり‐ゆき【成(り)行き】

物事が次第に変化していくようすや過程。また、その結果。「事態成り行きを見守る」「成り行きにまかせる」
成り行き注文」の略。
[類語]経過結果模様様子様相状況実況現況情勢有りさま動静態様様態具合ぐあい概況形勢動向容体気配調子傾向傾き気味性向趨勢すうせい趨向すうこう流れ大勢たいせい動き大局旗色トレンド

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の成行きの言及

【取引所】より

… こつん(とくる)相場が下げているとき,まだ下がるとみて売ったが,なかなか下がらなくなった場合,相場が底にコツンと当たったような感じがするということで,このように表現する。 指値(さしね)(注文)売買の注文を出すときに,売買値段を決めて注文することをいい(そうした売注文・買注文をそれぞれ〈指値売り〉〈指値買い〉という),その値段を決めずに注文することを〈成行き(注文)〉という(同じ〈成行売り〉〈成行買い〉という)。また指値を基準にして多少幅をもたせて注文することを〈はからい(注文)〉という。…

※「成行き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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