大局(読み)タイキョク

デジタル大辞泉 「大局」の意味・読み・例文・類語

たい‐きょく【大局】

物事全体ありさまや、成り行き。大勢。「時代大局を見る」「大局見地に立つ」
囲碁で、部分でなく大づかみにみた勝負局面
[類語]大勢動向傾向傾き気味性向趨勢すうせい趨向すうこう流れ動き成り行き形勢旗色情勢トレンドビッグピクチャー全体像大枠あらまし大筋大要枠組みアウトラインフレーム骨格大綱骨組み目安

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精選版 日本国語大辞典 「大局」の意味・読み・例文・類語

たい‐きょく【大局】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 全体を広く見渡したときの、物事のなりゆき。
    1. [初出の実例]「乃ち貴我両国の交渉を重んじ、大局を顧念するに於て然らざるを得ざるなり」(出典:伊藤特派全権大使復命書附属書類(1885)天津談判下)
  3. 囲碁や将棋で、盤面全体から見た勝負の形勢。

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普及版 字通 「大局」の読み・字形・画数・意味

【大局】たいきよく

大勢。

字通「大」の項目を見る

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