戦国の七雄(読み)せんごくのしちゆう

百科事典マイペディア 「戦国の七雄」の意味・わかりやすい解説

戦国の七雄【せんごくのしちゆう】

中国戦国時代の7大強国をさす。旧来の国としては,の3国があり,これに晋から分かれたの3国と田氏のを加える。うち秦が最も強大となり,そのほかの国を合わせて六国(りっこく)と呼ぶ。

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旺文社世界史事典 三訂版 「戦国の七雄」の解説

戦国の七雄
せんごくのしちゆう

戦国時代の秦・楚・燕 (えん) ・斉 (せい) ・趙 (ちよう) ・魏・韓の七大諸侯
各地に領土国家を形成して王を称し,富国強兵策をとって兵制改革官僚制を採用して覇を争った。秦が他の六雄を滅ぼして中国を統一(前221)した。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「戦国の七雄」の意味・わかりやすい解説

戦国の七雄
せんごくのしちゆう

七雄」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の戦国の七雄の言及

【七雄】より

…中国,戦国時代の7強国のことで戦国の七雄といい,秦,楚,斉,燕,韓,魏,趙を指す。中原の大国晋が卿(けい)(重臣)によって韓,魏,趙の3国に分割された紀元前5世紀後半になると,東方では権臣田氏が実権を握る斉,北方には旧大国の燕,西方には発展途上の秦,南方には広大な領土を誇る楚の7ヵ国が成立し終わり,世は戦国時代に入る。…

※「戦国の七雄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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