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扇風機 せんぷうき electric fan

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

扇風機
せんぷうき
electric fan

電動機の軸にプロペラを取付けた,単純な構造の送風機。卓上型,床上型,天井型などがある。直接に肌に風を吹きつけるもの,部屋の中の空気の対流を起させるもの,煙,悪臭などを屋外に誘導するものなどがある。

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デジタル大辞泉の解説

せんぷう‐き【扇風機】

小型のモーター羽根車を回転させて風を起こす機械。 夏》「―吹き瓶の花撩乱(りゃうらん)す/虚子

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百科事典マイペディアの解説

扇風機【せんぷうき】

モーターによりファン(羽根)を回転させて風を起こし,暑さをしのぐのに使用する機械。一般に単相誘導電動機が使用される。羽根は3〜4枚で,プラスチック製が多く,金網のガードで囲まれ,速度調整や首振り装置,タイマーがつく。

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デジタル大辞泉プラスの解説

扇風機

けん玉の技のひとつ。「円月殺法」に似た空中技で、途中糸を使いけんと玉を扇風機のようにくるくると回す。難易度の高い技。

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世界大百科事典 第2版の解説

せんぷうき【扇風機】

暑さをしのぐため,風の流れで体感温度を下げる機器。江戸時代の戯作《偐紫田舎源氏(にせむらさきいなかげんじ)》(1832)の中に団扇車(うちわぐるま)の挿絵があり,これは手動扇風機といえよう。1868年のアメリカ特許にはぜんまい仕掛けの扇風機もあるが,電動モーターの軸にファンをつけた電気扇風機は89年にアメリカで商品化された。日本に輸入されたのは93年で,翌年には国産第1号が発売,大正時代に入り量産体制となった。

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大辞林 第三版の解説

せんぷうき【扇風機】

小型のモーターで数枚の羽根を回して風を起こし、涼をとる電気器具。 [季] 夏。 《 -大きな翼をやすめたり /山口誓子 》

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

扇風機
せんぷうき

電動機で羽根を回し、風を送り涼感を得る機械。扇風機の原型は古く、1832年(天保3)に出版された柳亭種彦(りゅうていたねひこ)の『偐紫田舎源氏(にせむらさきいなかげんじ)』に、団扇(うちわ)を放射状に配列し、ろくろ仕掛けで手回しにしたものがみられる。1885年(明治18)には納涼団扇車として特許を得ているが原理的には「田舎源氏」のものとほとんど同じである。電気を用い、今日の形の扇風機としたのはエジソンで、日本では1894年(明治27)に六枚羽根のものがつくられた。大正年代に急激に発達し、アイロンとともに家電製品ではもっとも普及していた。現在ではプラスチック技術の発達により、モーター部分や羽根保護網の金属部分を除き、ほとんどの部品が、カラフルで美しく精巧なプラスチックでできている。
 扇風機で涼感を得るのは、気流により、体表面からの発汗その他分泌物の蒸発を促し、気化熱を奪うからで、それぞれのときに応じて、風速・風量が選べるように設計されている。しかし扇風機といえども、その使用を誤ると思わぬ事故となるので、とくに就寝時などはスイッチを切るか、タイマーを使用して首振りをさせるなど、局部的に長時間風を当てないようにする。とくに幼児、病人、老人、体の弱い人などは気をつけたい。
 種類としては、使用する場所から、卓上扇、座敷扇、リビング扇、床上扇、あるいは置き場所の要らない壁掛け扇、天井扇などがある。また風の強さ、量、あるいは使用する人数により、小型・小風量の直径20センチメートルのものから、大風量の40センチメートルのものまで、数種類の羽根サイズがそろっている。なかでも30センチメートルのものが品数も多く、日本の家庭の標準的なものとなっている。構造の主要部は、スピード・首振り・タイマーなどのコントロールスイッチを組み込んだスタンド部分、羽根部分の高さ調節機構の組み込まれた支柱部分、風の方向を左右・上下に変えるネック部分、および首振り装置を組み込んだモーター、前後ガードで保護された羽根などから成り立っている。とくにほこりなどで汚れやすい羽根やガードなどは、工具なしで簡単に分解・組立てができて、清掃ができるようにしてある。最新式の扇風機は、手元でスピード切替えや首振り操作ができるワイヤレス・リモコン式のもの、あるいはマイクロコンピュータを内蔵し、快適な眠りに誘うよう時間とともに風のスピードをダウンさせるプログラムを組み込んだものなどがある。さらに、自然の風のようにランダムに強弱の風がつくれるようにしたもの、あるいは従来の左右首振りに加えて、上下にも首振りを行うようにしたものなど、いろいろなものがある。[堀尾則泰]

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