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打撲(打ち身) だぼくうちみ Contusion

翻訳|Contusion

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家庭医学館の解説

だぼくうちみ【打撲(打ち身) Contusion】

[どんな病気か]
 からだをぶつけたり打たれたりして、骨を除いたやわらかい組織のうち、おもに皮下組織が損傷したものを打撲(打ち身)といいます。組織が多かれ少なかれ壊れて(挫滅(ざめつ)して)いるため、挫傷(ざしょう)とも呼ばれます。
[症状]
 損傷を受けた部分が痛み、赤くなって腫(は)れます。皮下出血(ひかしゅっけつ)をおこすことが多いのですが、外傷直後にははっきりせず、1日から数日して暗紫色となって、わかることがよくあります。
合併症
 打撲では、組織が挫滅して内出血(ないしゅっけつ)がおこりますが、内出血が多いと血がたまって血腫(けっしゅ)ができます。症状名はふつう、血腫ができた場所をつけて呼ばれ、皮下に血腫ができたときは皮下血腫(ひかけっしゅ)と呼ばれます。
 また、打撲そのものによって、あるいは組織の腫れや血腫によって神経や血管が圧迫された結果、打撲部位より末梢(まっしょう)側(心臓から遠い側)がしびれる知覚障害が生じたり、力が入らない運動障害がおこったり、皮膚の色が変わる循環障害が生じることがあります。このような場合は、すぐに医師の診察を受けましょう。
[治療]
 打撲部位をすぐ冷やして、包帯などで圧迫します。
 そして、患部を心臓より高い位置にあげ(挙上(きょじょう)して)、うっ血(けつ)(血流がとどこおった状態)を防ぎ、安静にするのが治療の第一です。冷やすには氷が最適です。
 この冷却(アイシング)、圧迫(コンプレッション)、挙上(エレベーション)の英語の頭文字をとって、これらの処置全体をICE(アイス)と呼んでいます。さらに、安静(レスト)を加え、RICE(ライス)ということもあります。ICE、またはRICEの処置によって、組織の腫れとむくみ(腫脹(しゅちょう)と浮腫(ふしゅ))、内出血を抑えるわけです。
 打撲の程度によっては、抗炎鎮痛薬(こうえんちんつうやく)や組織の腫れをとる消炎酵素剤(しょうえんこうそざい)が使用されます。

出典|小学館
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それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

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