頓死(読み)トンシ

デジタル大辞泉 「頓死」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「頓死」の意味・読み・例文・類語

とん‐し【頓死】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 古くは「とんじ」とも ) それまで元気だった人が急病などでにわかに死ぬこと。急死。
    1. [初出の実例]「木工頭正五位下石川朝臣長津、頓死於寮中」(出典日本文徳天皇実録‐斉衡元年(854)一二月甲寅)
  3. 将棋で、自分の王将の詰みをうっかりみのがし、ほかの手をさした瞬間相手に詰まされること。

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改訂新版 世界大百科事典 「頓死」の意味・わかりやすい解説

頓死 (とんし)

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普及版 字通 「頓死」の読み・字形・画数・意味

【頓死】とんし

急死する。

字通「頓」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の頓死の言及

【急死】より

…元気であった人が突然に死亡することで,突然死あるいは頓死ともいう。急死はその死亡原因の由来により,外因性急死と内因性急死に分けられるが,一般に急死といえば内因性急死をさす。…

※「頓死」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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