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振出し ふりだし issue; drawing

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

振出し
ふりだし
issue; drawing

手形および小切手を発行する行為。手形行為の一種で,観念上,他の手形行為の基礎となることから,基本的手形行為という。振出しは,手形要件を具備して振出人が署名することによってなされる。手形振出しによって生じる効果は,為替手形約束手形とでは異なる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ふりだし【振出し】

手形(または小切手。以下同様)を発行する行為。手形行為の一種で,基本的手形行為という。証券を作成して,受取人に交付することからなる。振り出された証券を基本手形といい,これに必ず記載しなければならない事項(手形法1,75条,小切手法1条)を手形要件という。手形要件を一つでも欠けば,法によって救済される場合のほかは,手形として効力を生ぜず,振出しはもちろん,証券上になされた他の手形行為もすべて無効となる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

振出し
ふりだし

約束手形、為替(かわせ)手形、小切手を発行する行為を振出しという。会社法・商法上の他の有価証券については、株券が「発行」というほか(会社法215条)、貨物引換証(商法571条)、預(あずかり)証券・質入証券(商法598条)や船荷証券(商法767条)については「交付」という。手形や小切手は、この振出しによって、記載された金額を請求することができる証券となる。この手形や小切手を振り出す行為は、証券(手形用紙、小切手用紙)に必要事項を記入し、署名することと、その手形や小切手を相手方(受取人という)に交付することから成り立っている。しかし、この必要事項の記載があらかじめなされずに振り出される場合もある(白地(しらじ)手形という)。また、相手方に交付されないうちに、手形や小切手が流通に回って、善意者(交付されないで流通に回ったことを知らない人)が取得すると、やはり手形や小切手による請求が認められることになる場合もある。[永井和之]

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