捕手術(読み)とりてじゅつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

敵をいけどりにする古武術の一つ。柔術源流ともいえる小具足,腰廻 (こしのまわり) ,組討 (くみうち) ,捕縄 (とりなわ) などの術として発達した。今日伝わる岡山竹内流は,戦国時代の天文1 (1532) 年に創始されたとされ,最も古く,捕手術の初めといわれる。江戸時代になると,室町時代警固武器として工夫された袖搦 (そでがらみ) ,刺股 (さすまた) ,突棒 (つくぼう) などを用いた捕物に活用されるようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

ノーブレスオブリージュ

《「ノブレスオブリージュ」とも》身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。もとはフランスのことわざで「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android