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捩る スジル

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デジタル大辞泉の解説

すじ・る〔すぢる〕【×捩る】

[動ラ四]からだをくねらせる。身をよじる。
「黒くきたなき身を肩抜ぎて、目も当てられず―・りたるを」〈徒然・一七五〉

ねじ・る〔ねぢる〕【×捩る/捻る/×拗る】

[動ラ五(四)]《近世以降上二段動詞「ねず」が四段にも活用するようになったもの》
細長いものの両端に力を加えて、互いに逆の方向に回す。また、一端を固定して、他の一端を無理に回す。ひねる。「針金を―・る」「腕を―・る」「水道の栓を―・る」
体の筋をちがえる。捻挫(ねんざ)する。「足首を―・る」
[可能]ねじれる
[動ラ下二]ねじれる」の文語形。
[用法]ねじる・ひねる――「体をねじる(ひねる)」「水道の栓をねじる(ひねる)」など、ひねって回すの意では相通じて用いられる。◇力を入れて回すときは「ねじる」、指先で軽く回すようなときは「ひねる」と使い分けることがある。「びんのふたをねじって開ける」「スイッチをひねる」◇「転んだはずみに足首をひねって痛めた」「腰をひねって医者にかかる」などでは「ねじる」を用いない。◇「ひねる」の方が意味の範囲が広い。「頭をひねる」「首をひねる」「俳句をひねる」「強敵にあっさりひねられた」などの使い方は「ねじる」にはない。◇類似の語「よじる」も「腹をよじって笑う」など、使い方は限られている。

もじ・る〔もぢる〕【×捩る】

[動ラ五(四)]
著名な詩文などの文句をまねて言いかえる。「古歌を―・って世相を風刺する」
ねじる。よじる。ひねる。
「しねくねと肩を―・りながら」〈里見弴多情仏心
[可能]もじれる
[動ラ下二]もじれる」の文語形。

よじ・る〔よぢる〕【×捩る】

[動ラ五(四)]ねじってまげる。ねじる。「針金を―・る」「からだを―・って笑う」
[可能]よじれる
[動ラ下二]よじれる」の文語形。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
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大辞林 第三版の解説

すじる【捩る】

( 動四 )
身を曲げくねらせる。よじる。 「肩ぬぎて、目もあてられず-・りたるを/徒然 175

もじる【捩る】

( 動五[四] )
笑いや風刺のため、他の著名な文句などに似せて表現する。 「『古今和歌集』を-・って『故混ここん馬鹿集』という」
ねじる。よじる。 「すじり-・り、えい声を出して/宇治拾遺 1
[可能] もじれる
( 動下二 )

よじる【捩る】

( 動五[四] )
ひねり曲げる。ねじる。ひねる。 「こよりを-・る」 「身を-・って笑う」 「縄ヲ-・ル/ヘボン」
[可能] よじれる
( 動下二 )

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

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