精選版 日本国語大辞典 「感心」の意味・読み・例文・類語
かん‐しん【感心】
[1] 〘名〙
② (①の逆説的な使いかた) つまらないこと、くだらないことに、あきれること。驚くこと。「あいつの忘れっぽいのにも感心する」
[2] 〘形動〙
※俳諧・三冊子(1702)わすれ水「『さのみ見る所なし。死て後見侍らば、是とても又哀にて、見る所もあるべし』と也。感心成る詞也」
② (逆説的な使い方で、少しばかにした意味で) りっぱだ。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報