郷関(読み)キョウカン

デジタル大辞泉 「郷関」の意味・読み・例文・類語

きょう‐かん〔キヤウクワン〕【郷関】

故郷の国ざかい。また、郷里
「―をたちでる折」〈逍遥当世書生気質
[類語]故郷郷里ふるさと郷土田舎在所国もと郷党郷国家郷故山生地生国生まれ故郷地元出生地出身地墳墓の地

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精選版 日本国語大辞典 「郷関」の意味・読み・例文・類語

きょう‐かんキャウクヮン【郷関】

  1. 〘 名詞 〙 故郷のさかい。転じて、ふるさと。故郷。郷里。
    1. [初出の実例]「遠離郷関。傍無親情」(出典続日本紀‐天平宝字四年(760)一〇月癸酉)
    2. [その他の文献]〔張説‐喜度嶺詩〕

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普及版 字通 「郷関」の読み・字形・画数・意味

【郷関】きようかん(きやうくわん)

故郷。唐・崔黄鶴楼〕詩 日關、何(いづ)れの處か是(ぜ)なる 波江上、人をして愁へしむ

字通「郷」の項目を見る

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