改訂新版 世界大百科事典 「新田原」の意味・わかりやすい解説
新田原 (にゅうたばる)
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
宮崎県中部、児湯(こゆ)郡新富町(しんとみちょう)西部に広がる洪積台地。標高約60~90メートルの平坦(へいたん)面が続き、西部は一ツ瀬(ひとつせ)川に臨む段丘崖(だんきゅうがい)をなす。台地西部の祇園原(ぎおんばる)には古墳300基以上が集中する新田原古墳群(国指定史跡)がある。一ツ瀬川を挟んだ西の西都原(さいとばる)古墳群に呼応するため東都原古墳群(とうとばるこふんぐん)ともよぶ。台地中央部は航空自衛隊新田原基地(旧、陸軍パラシュート部隊基地)が広い面積を占め、航空機の発着が激しい。台地上は畑作、牧畜が中心。国指定天然記念物湯ノ宮(ゆのみや)の座論梅(ざろんばい)は梅の名所。
[横山淳一]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報