奈良県北東部、添上郡(そえかみぐん)にあった旧村名(月ヶ瀬村(むら))。現在は奈良市東部にある地域。旧月ヶ瀬村は、1968年(昭和43)に月瀬(つきせ)村から月ヶ瀬村に改称。2005年(平成17)都祁(つげ)村とともに奈良市に編入。大和(やまと)高原を北西流する木津(きづ)川の上流名張(なばり)川(五月(さつき)川)の峡谷部を占める。中心集落は尾山(おやま)。古くから梅の名所として知られ、江戸時代には斎藤拙堂(せつどう)、頼山陽(らいさんよう)ら多くの文人が訪れている。峡谷沿いには約1万本の梅が植えられ、「月瀬(つきがせ)梅林」として1922年(大正11)国の名勝に指定された。大和茶の生産と梅の実加工が盛ん。
[菊地一郎]
『『月ヶ瀬村史』(1990・月ヶ瀬村)』
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