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有度浜 うどはま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

有度浜
うどはま

静岡県中部,静岡市南部の有度山南麓(→久能山)に広がる浜。駿河区から清水区にまたがる断崖下にあり,かつては地引網漁業や製塩が盛んに行なわれたが,現在は石垣いちごの栽培で観光客を集めている。石垣いちごは初め玉石で数十段の石垣をつくっていたが,1920年頃からコンクリート板に変わり,栽培が急速に普及した。ビニルハウスと石油暖房による促成栽培が普及する以前は,11月末から翌年 4月にかけて収穫される「早出しいちご」として全国的に知られた。海岸には砂浜が東西に延びて,いちごライン(国道150号線)が通るが,沿岸流の関係で海水浴場には不適。

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デジタル大辞泉の解説

うど‐はま【有度浜】

静岡市有土山南麓の海岸。[歌枕
「年ふれば駿河なるてふ―のうとくのみなどなりまさるらむ」〈古今六帖・二〉

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大辞林 第三版の解説

うどはま【有度浜】

静岡市、久能山の東麓とうろく、美保松原から南西に延びる海浜。⦅歌枕⦆ 「年ふれば駿河なるてふ-のうとくのみなどなりまさるらむ/古今六帖 2」 〔多く、「うとし」を導く序詞として詠まれた〕

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

有度浜
うどはま

静岡市の駿河(するが)湾に面する海岸。有度山の南麓(なんろく)に沿って延びる。久能(くのう)山から三保松原(みほのまつばら)に至る海岸をさすこともあり、宇度浜とも書かれた。かつて製塩もみられたが、現在は石垣イチゴの産地である。海浜の後退が著しく、高潮時には海岸侵食の被害の発生することもある。[北川光雄]

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