デジタル大辞泉
「朝護孫子寺」の意味・読み・例文・類語
ちょうごそんし‐じ〔テウゴソンシ‐〕【朝護孫子寺】
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ちょうごそんし‐じテウゴソンシ‥【朝護孫子寺】
- 奈良県生駒郡平群(へぐり)町にある信貴山真言宗の総本山。山号は信貴山。聖徳太子の建立と伝えられる。寛平年間(八八九‐八九八)命蓮が毘沙門天像を安置して霊験を現わした。天正五年(一五七七)織田信長の兵火によって焼失したが、慶長七年(一六〇二)豊臣秀頼が諸堂を再建した。所蔵する信貴山縁起(伝鳥羽僧正筆)は国宝。信貴山寺。信貴山の毘沙門さん。
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朝護孫子寺
ちょうごそんしじ
奈良県平群町にある信貴山真言宗総本山。本尊は毘沙門天。信貴山寺,信貴の毘沙門天とも呼ばれる。伝承によると,聖徳太子が物部氏討伐の際,毘沙門天が現れたことから建てられたとされている。鳥羽僧正覚猷の作と伝えられる平安末期の紙本著色『信貴山縁起絵巻』 (3巻) が国宝に指定されているほか,延長7 (937) 年の銘がある金銅鉢 (1口) などの重要文化財を伝える。朝護孫子寺霊宝館があり,寺宝を展示している。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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朝護孫子(ちょうごそんし)寺
奈良県生駒郡平群町(へぐりちょう)の信貴山中腹にある寺院。信貴山真言宗総本山。本尊は毘沙門天。国宝「信貴山縁起絵巻」を所蔵。聖徳太子が物部氏との戦いの際に戦勝を祈願した地と伝わる。境内には寺の守護神であるトラの像が多数見られる。
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出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の朝護孫子寺の言及
【信貴山】より
…織田信忠軍の攻撃を受けて落城した城郭跡は,山頂から尾根,山腹にかけて壮大な遺構をとどめている。南の中腹にある朝護孫子(ちようごそんし)寺は,〈信貴の毘沙門さん〉と呼ばれ参詣者が多い。西の大阪府側からケーブルカーが通じ,信貴生駒スカイラインが走るため,観光客やハイキング客が多い。…
※「朝護孫子寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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