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(小松大秀)
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明治期の木工家。江戸・深川佐賀町に生まれる。幼名は友吉。別号に梅里道人。初め琴師重元(しげもと)平八に指物(さしもの)象眼(ぞうがん)の技術を学んだが、船大工、鉄砲師などの職業を経験する。1881年(明治14)に開催された第2回内国勧業博覧会に出品した木象眼経台が妙技二等を獲得し、木工界の第一人者となった。その作風は正倉院の木工品に範をとり、江戸時代からの指物象眼に新風を与えた。とくに正倉院木工品の修理と模造に93年以来10年余りの間、子の半古(はんこ)(1855―1933)とともに従事した。半古は木画(もくが)法を研究し、これを応用した細密な木画作品を制作した。
[郷家忠臣]
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…江戸時代の箏のうちに,その伝統の徴証をみることができる。幕末・明治期に木内喜八は琴の製法,装飾法を学び,さらに紫檀木画香棚,紫檀木画双六局を製作し,家芸を継いだ木内半古,省古によって正倉院の木画・撥鏤(ばちる)の法が復元された。箱根細工など各地で行われるいわゆる寄木細工と木画との技法上の直接の関連は認められない。…
※「木内喜八」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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