デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「朽木稙綱」の解説
朽木稙綱(2) くつき-たねつな
慶長10年生まれ。朽木元綱(もとつな)の3男。14歳で徳川家光につかえ,小姓組番頭(ばんがしら)をつとめる。下野(しもつけ)(栃木県)鹿沼(かぬま)藩主をへて,慶安2年常陸(ひたち)(茨城県)土浦藩主朽木家初代となる。3万石。承応(じょうおう)元年奏者番。万治(まんじ)3年12月13日死去。56歳。
朽木稙綱(3) くつき-たねつな
宝永7年11月21日生まれ。朽木稙元(たねもと)の長男。享保(きょうほう)6年12歳で丹波福知山藩(京都府)藩主朽木家3代となる。病弱のため藩政にたずさわることができず,元服直後の享保11年5月5日,17歳で病没した。