一〇巻一〇冊 橘南谿著
成立 前編寛政七年・後編同九年(版本)
原本 東大史料編纂所
解説 著者は伊勢国久居の儒医。諸国の風土や気候を体験し、医術の研修を深めることを目的として天明四年江戸に下り、奥羽・信越地方を経て、同六年夏に京へ帰った。この旅の所産が本書で、「西遊記」と合せて「東西遊記」とする意図があったらしい。
活字本 日本庶民生活史料集成二〇
一〇巻一〇冊 橘南谿著
解説 儒医南谿は西遊の旅を終え、天明四年江戸に下り、奥羽・信越を経て同六年京に帰った。この旅の所産が東遊記で、諸国の気候風土を通して医術の研修を深めることを目的とした。構成は旅程順に従わず、主題別に整理され、佐渡之渡・新潟・米山などについての記述がみえる。
活字本 日本庶民生活史料集成二〇・東洋文庫二四八・二四九
一〇巻一〇冊 橘南谿著
分類 地誌
解説 儒医であった南谿は西遊の旅の後、天明四年江戸に下り、それから奥羽・信越を経て同六年夏に京に帰った。この旅の所産が東遊記で、諸国の風土・気候を体験して医術の研修を深めることを目的とした。構成は旅程の順序とは関係なく、主題別に整理され、男鹿半島・秋田蕗・阿仁銅山などについての叙述がみられる。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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