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松坂屋[株](読み)まつざかや

百科事典マイペディアの解説

松坂屋[株]【まつざかや】

1611年名古屋に創業の呉服商伊藤屋(1768年江戸上野にも進出)が始まり。1910年(株)いとう呉服店として近代的百貨店になり,1924年日本ではじめて全館土足入場の銀座店を開店。1925年現社名となった大手百貨店。2006年持株会社制に移行し,松坂屋ホールディングスの傘下企業となった。2007年9月に大丸と共同持株会社〈J.フロントリテイリング〉を設立し経営統合。2013年6月,地区の再開発に合わせて銀座店を閉店。再開発終了の2017年ごろ同地に再出店する予定である。
→関連項目東海銀行[株]

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世界大百科事典 第2版の解説

まつざかや【松坂屋[株]】

名古屋を本拠とする大手百貨店。本社名古屋市中区。織田信長の臣伊藤蘭丸祐広の息源左衛門祐道が,1611年(慶長16)名古屋本町で創業した呉服小間物問屋の伊藤屋いとう呉服店に始まる。万治年中(1658‐61)子の次郎左衛門祐基が茶屋町で営業を再開。その後,小売への転換,〈現金売り掛け値なし〉の新商法の実行など時勢に即した経営方針を打ち出し,民衆の支持を受けた。1745年(延享2)京都仕入店を新設し,68年(明和5)江戸上野松坂屋を買収,1805年(文化2)大伝馬町木綿問屋を開店した。

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世界大百科事典内の松坂屋[株]の言及

【織物】より

…1626年(寛永3)以来しばしば出された風俗矯正や衣服に対する奢侈禁制に関する法度や町触は,消費生活が贅に流れた世相をよく物語っているが,それは一方からみれば染織業界の好況を意味している。江戸本町や伝馬町に越後屋,伊豆蔵,松坂屋をはじめ大小の呉服屋,絹屋,綿屋が軒をつらねて商いを競い始めたのは,延宝~天和の時代(1670‐80年代)であった。 一枚の長着である小袖がおもな衣服となった結果,その意匠や表現技法は著しく発展した。…

※「松坂屋[株]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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