精選版 日本国語大辞典 「松村謙三」の意味・読み・例文・類語
まつむら‐けんぞう【松村謙三】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
政治家。富山県福光(ふくみつ)町(現、南砺(なんと)市)出身。早稲田(わせだ)大学を卒業、『報知新聞』記者、富山県県会議員を経て、1928年(昭和3)の第1回普通選挙で衆議院議員に当選、以後1946~1951年(昭和21~26)の公職追放期間を除いて、1969年に第一線を引退するまで連続当選。戦後、東久邇稔彦(ひがしくになるひこ)内閣の厚相兼文相、幣原喜重郎(しではらきじゅうろう)内閣の農相に就任、第一次農地改革を推進した。追放解除後は吉田茂の官僚政治に対抗、1955年の保守合同には「野合」として反対、1959年自民党総裁選では岸信介(のぶすけ)と対決するなど、清廉な、ほねのある保守政治家であった。改進党幹事長、鳩山一郎(はとやまいちろう)内閣文相を歴任。1959年の訪中以来、一貫して日中友好に努力、両国のパイプ役として貴重な存在であった。
[宮﨑 章]
『松村謙三著『三代回顧録』(1964・東洋経済新報社)』▽『田川誠一著『松村謙三と中国』(1972・読売新聞社)』▽『木村時夫編著『松村謙三』伝記編上下、資料編(1999・桜田会)』
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
1/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
12/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新