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枇榔島 びろうじま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

枇榔島
びろうじま

宮崎県北部,門川町の沖合い約 7kmにある周囲約 1.5kmの無人島。面積 0.043km2石英斑岩から成る島で,周囲は絶壁をなし,ところどころに段丘がみられる。最高点は標高 75m。島内ビロウが密生し,ウミスズメが生息している。魚釣りに絶好の島。

枇榔島
びろうじま

鹿児島県南東部,志布志湾に浮かぶ無人の小島。面積約 0.2km2志布志市に属する。中生層の岩山からなり,全島亜熱帯性植物で覆われる。ビロウなどの亜熱帯性植物群落は国指定特別天然記念物日南海岸国定公園に属する。夏は海水浴キャンプの客などでにぎわう。

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百科事典マイペディアの解説

枇榔島【びろうじま】

鹿児島県志布志市,志布志湾内にある島。周囲約4kmの小島で最高点は83m。亜熱帯性植物群落(特別天然記念物)があり,特にビロウが多い。志布志から船が通じる。
→関連項目志布志[町]日南海岸国定公園

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デジタル大辞泉プラスの解説

枇榔島

宮崎県東臼杵郡門川町、日向灘にある無人島。島名は亜熱帯性植物のビロウが多く自生することから。かつて美女が暮らしていたという伝説にちなみ、地元では「美女島」ともいう。

枇榔島

鹿児島県肝属(きもつき)郡南大隅町、佐多岬の東約0.8kmに位置する無人島。亜熱帯性植物のビロウに覆われた小島で、島頂付近はオオミズナギドリの繁殖地。同県志布志市の枇榔島とは別の島。

枇榔島

鹿児島県志布志市、志布志港の南約4.3kmに位置する南北に長い無人島。同県肝属(きもつき)郡南大隅町の枇榔島と区別して、志布志枇榔島とも呼ばれる。亜熱帯性植物の宝庫で、国の特別天然記念物に指定されている。

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世界大百科事典 第2版の解説

びろうじま【枇榔島】

鹿児島県志布志湾内に浮かぶ,周囲約4km,最高所の標高83mの小島。志布志町に属し,志布志の沖合約5kmに位置する。中生代の砂岩からなる島全体がビロウに覆われるほか,全島で約180余種の亜熱帯性植物が群生し,あわせて国の特別天然記念物に指定されている。無人島であるが,夏季のみ海水浴場とキャンプ場が開設され,志布志港から定期船が往来する。【服部 信彦】

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日本の地名がわかる事典の解説

〔鹿児島県〕枇榔島(びろうじま)


鹿児島県南東部、志布志(しぶし)湾にある島。面積0.2km2。志布志市に属する無人島。全島がビロウを主とする180種余の亜熱帯性植物におおわれる。亜熱帯性植物群落として国の特別天然記念物に指定。日南(にちなん)海岸国定公園に属する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

枇榔島
びろうじま

この呼称をもつ島は、鹿児島県に二か所ある。一つは肝属(きもつき)郡南大隅(みなみおおすみ)町にあり、他の一つは志布志(しぶし)市に属す。前者は九州最南端の佐多岬の東北東約1キロメートルの大隅(おおすみ)海峡にあり、周囲約1.4キロメートル、面積0.05平方キロメートル、最高点59メートルの小島である。後者は志布志湾央付近、志布志港より約5キロメートル、周囲約4キロメートル、最高点83メートルで、いずれも無人島。名称が示すように両者とも全島がビロウ(ヤシ科の高木)林で覆われ、他の亜熱帯植生も卓越する。前者は1964年(昭和39)霧島屋久(やく)国立公園(現在は霧島錦江湾(きんこうわん)国立公園)に、後者は日南海岸国定公園に編入されている。志布志湾の枇榔島亜熱帯性植物群落は、特別天然記念物に指定されている。[塚田公彦]

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