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佐多岬 さたみさき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

佐多岬
さたみさき

鹿児島県南部,大隅半島南端の。御鼻(おはな)ともいう。南大隅町に属する。九州本島の最南端にもあたる。亜熱帯性植物が自生し,特にソテツ自生地は長崎鼻などのものとともに国の特別天然記念物に指定。佐多岬海域公園地区に属する。岬端まで観光道路が通じ,岩礁を隔てた大輪島灯台がある。

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百科事典マイペディアの解説

佐多岬【さたみさき】

鹿児島県大隅半島の先端,佐多町(現・南大隅町)に属する九州最南端(北緯31°)の岬。40〜50mの海食崖をめぐらし,付近はソテツ,リュウガン,ビロウ,ゴムノキなどの亜熱帯植物が群生。
→関連項目佐多[町]屋久島

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世界大百科事典 第2版の解説

さたみさき【佐多岬】

鹿児島県大隅半島最南端の岬。日本本土の最南端にあたり,東経130゜40′,北緯30゜59′。肝属(きもつき)郡佐多町に属する。岬の南0.1kmにある大輪(おおわ)島には1871年設置の灯台がある。黒潮の流れる太平洋に突出し,気候は亜熱帯的で,ビロウ,アコウなどが茂り,ソテツの自生地(特天)がある。かつて岬周辺は〈陸の孤島〉といわれたが,1958年ころから道路が整備され,観光地としての設備も整ってきた。

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大辞林 第三版の解説

さたみさき【佐多岬】

鹿児島県大隅半島南端にある岬。亜熱帯植物が群生する。霧島屋久国立公園の一部。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔鹿児島県〕佐多岬(さたみさき)


鹿児島県の大隅(おおすみ)半島南端の岬。九州本島の最南端にあたる。黒潮が洗う常春の岬。ビロウ・ハイビスカスなどの亜熱帯植物が茂り、ソテツ自生地は国指定の特別天然記念物。霧島屋久(きりしまやく)国立公園に属し、東方沖の枇榔(びろう)島付近は海中公園で、半潜水式の海中展望船が運航する。岬の沖に浮かぶ大輪(おおわ)島には白亜佐多岬灯台が立つ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

佐多岬
さたみさき

鹿児島県大隅(おおすみ)半島の最南端、北緯31度付近に位置し、九州本土の最南端。肝属(きもつき)郡南大隅町に属す。海食崖(がい)に縁どられた岬周辺には、ソテツ、アコウ、ビロウ、ヘゴなどの熱帯植物が自生し、あたかも南海の孤島という感さえある。背後には肝属山地が迫り、そこには壮大な照葉樹林が展開する。この山地は大部分が花崗(かこう)岩類からなるが、岬付近やその先端にある大輪(おおわ)島、枇榔(びろう)島の小島は古第三紀の日南層群からなる。霧島錦江湾(きりしまきんこうわん)国立公園に編入されており、佐多岬海域公園もあり、グラスボートによるサンゴや熱帯魚の探索ができる。大泊(おおどまり)からバス20分。国道269号―主要地方道―佐多岬ロードパーク利用で達する。[塚田公彦]

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