(武田光一)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
江戸中期の南画家。名は初め文爵、継昇などといい、のち嗣幹、嗣粲(しさん)、嗣燦(しさん)と改めた。通称は茂平治(次)、のちに左内(さない)、字(あざな)は明夫(めいふ)など。玉洲のほかに明光居士(こじ)など数多くの号をもつ。紀州(和歌山県)和歌浦の郷士で海運業を営む家に生まれる。20代の初めには、江戸で長崎派風の濃彩花鳥画を身につけたが、27歳ごろには南画に傾倒し、池大雅(いけのたいが)や木村蒹葭堂(けんかどう)、高芙蓉(こうふよう)と交わる。大雅の影響を受けて著された二つの画論『玉洲画趣』『絵事鄙言(ひげん)』は他の観念的な南画論とは一線を画する優れたもので、玉洲は画家としてよりもこの2著をもって南画史上に異彩を放っている。
[星野 鈴]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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