森永製菓[株](読み)もりながせいか

百科事典マイペディア 「森永製菓[株]」の意味・わかりやすい解説

森永製菓[株]【もりながせいか】

1899年森永太一郎が自ら開発したキャラメルの販売のため創業,明治末には洋風菓子の大量生産を実施するまでに発展した。1949年森永乳業分離。菓子,びん詰および缶詰食品を主力とする総合製菓だが,健康食品,外食産業にも進出。本社東京,工場鶴見,塚口,中京三島小山。2011年資本金186億円,2011年3月期売上高1573億円。売上構成(%)は,食料品製造87,食料卸売及び飲食店11,不動産及びサービス2。
→関連項目チョコレート森永乳業[株]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の森永製菓[株]の言及

【チョコレート】より

…東京の両国若松町の風月堂が製造を始め,〈貯古齢糖〉という最初の広告が出たのは78年であった。その後各社でつくられたが,1918年森永製菓が初めてカカオ豆の処理からの一貫生産に着手し,以後数社が追随して,生産量は急激に増加した。しかし,40年にはカカオ豆が輸入禁止となり,50年の輸入再開まではチョコレートの生産は事実上不可能となった。…

※「森永製菓[株]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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