コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

榑木 クレキ

4件 の用語解説(榑木の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

くれ‐き【×榑木】

ヒノキやサワラなどから製した板材。古くは壁の心材に、近世では屋根板材に使用された。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

くれき【榑木】

単に榑ともいう。おもに上質のヒノキ大樹から割り出す材種であるが,榑木の用途,形態は必ずしも一様でない。791年(延暦10)当時の榑木は長さ1丈2尺,幅6寸,厚さ4寸と公定され,建築材としては壁柱に主用されたほか,公私交易の料にも供されたが,おいおい板ぶき屋根の住宅が普及するにしたがい,屋根板向き榑木の需要がさかんになる。そのような榑木の要求されるころには,それまでの乱伐によって畿内近国の山林の荒廃がはなはだしくなり,榑木の供給は中部地方の未開発林に期待するほかなかったので,中世末以降は木曾山,伊那山,飛驒山が榑木の主産地となった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

くれき【榑木】

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

榑木
くれき

丸太を四つ割にして心材を取り去った扇形の材。古くは長さ1丈2尺(363センチメートル)、幅6寸(18.2センチメートル)、厚さ4寸(12センチメートル)を定尺として壁の心材に使用されたが、近世に入ってからは、屋根板材として全国で用いられるようになった。素材と規格は採出山によって同一ではないが、主として搬出不便な中部地方、とくに信濃(しなの)伊那(いな)地方で年貢のかわりに生産されるようになってからは、しだいに短くなり、樹種もサワラが多くなった。[浅井潤子]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

榑木の関連キーワードヒノキチオール備後表オモニ台湾檜ひのひかり流せる!ひのきの猫砂ひのきでつくった猫砂ひのきでニオイをとる砂ひのきの香異質の

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone