1628年クックが中心になって起草し,イングランド議会に提出された文書。全文11条からなり,借上げ金の強制,恣意的な課税,不法な逮捕・投獄,軍隊の強制宿泊,軍法裁判の乱用などの国王の行為は,イングランド人の歴史的な権利を侵害するものと批判した。いったんこれを受諾したチャールズ1世は翌年議会を解散して,議会を開かぬ専制支配を始めた。成文憲法を持たないイギリスにおいて,この文書はマグナ・カルタ,権利の章典と並んで,最重要の法典とみなされるようになった。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...