機械力学(読み)きかいりきがく

百科事典マイペディアの解説

機械力学【きかいりきがく】

機械の各部分に働く力と,各部分の運動との関係を研究する学問。往復動内燃機関の不釣合力,回転体の不釣合力,機械振動の研究などが代表的な問題である。鉄道車両自動車の乗りごこちや運転性能など,人間工学と関連の深いテーマも機械工学の新たな対象となっている。
→関連項目機械工学

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世界大百科事典 第2版の解説

きかいりきがく【機械力学 dynamics of machinery】

機械の運動や,それに伴って現れる力学的問題を取り扱う学問。機械が高速度で運転されるようになってくるに従い,運動する部分の慣性のために,静力学的あるいは幾何学的・運動学的知識だけでは解決できない問題がいろいろ起こってくる。このような機械に関する動力学的な問題を取り扱うのが機械力学である。エンジンのような往復機械を滑らかに運動させるためのつり合せの問題,伝動軸ねじり振動,あるいは回転機械のつり合せや振れ回りなどを扱う機械振動学がその中心をなすが,鉄道車両や自動車の乗りごこちや運転性能など,人間工学と関連が深い問題も新しい機械力学の対象となってきている。

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