残る(読み)ノコル

デジタル大辞泉 「残る」の意味・読み・例文・類語

のこ・る【残る/遺る】

[動ラ五(四)]
あとにとどまる。「会社に―・って仕事をかたづける」
取り去ったり使ったりしたあとに、なくならないである。「弁当が数人分―・る」「まだ時間は―・っている」
消えないであり続ける。「傷が―・る」「最後言葉が耳に―・る」
死に後れる。生き残る。「夫に先立たれ、妻子があとに―・る」
後世に伝わる。死後消えないである。「歴史に―・る快挙
相撲で、相手の攻めを踏みこらえる。「土俵際で―・る」
あま[用法]
[可能]のこれる
[類語]居残るとどまるとどめる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android