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水素吸蔵金属 すいそきゅうぞうきんぞく

百科事典マイペディアの解説

水素吸蔵金属【すいそきゅうぞうきんぞく】

水素化物を生成する反応を利用して水素の貯蔵や熱の貯蔵を行う金属。水素貯蔵金属とも。優れた特性をもつものとして,水素との発熱反応によって金属間化合物的な水素化物を生じるチタン,ランタンなどの金属元素と,吸熱反応によって水素を固溶する鉄やニッケルとの合金が知られている。
→関連項目チタン合金

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世界大百科事典 第2版の解説

すいそきゅうぞうきんぞく【水素吸蔵金属】

水素化物生成反応を水素の貯蔵,熱の貯蔵に利用する金属。炭素鋼の結晶中に侵入した水素が,鋼材の割れ破壊の重要な原因の一つとなることと関連して,金属と水素の反応は水素脆性(ぜいせい)の立場から広く研究されてきた。最近は水素化物生成反応を,二次エネルギーとして注目されている水素の貯蔵に使うとか,反応時の吸熱,発熱を熱の貯蔵に使うといったエネルギーシステムにおける利用の立場での研究が盛んになっている。 金属と水素の反応は大きく次の3種に分けられる。

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