デジタル大辞泉
「水陸会」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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すいりく‐え‥ヱ【水陸会】
- 〘 名詞 〙 仏語。水、陸の生きものに飲食を施す法会。中国、梁の武帝のときに始まるという。施餓鬼会(せがきえ)。水陸斎。悲斎会。水陸。すいろくえ。《 季語・秋 》
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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水陸会 (すいりくえ)
shuǐ lù huì
中国仏教の法会。礼懺儀式の一つ。池泉を清め,湿地にすむ生物に食を施し,その成仏を祈るもの。梁の武帝が,宝誌の勧めで始めたという。実際の流行は宋代以後で,近代には浄土教や密教と混じて種々の儀軌や賛文がつくられ,一種の民俗行事となった。日本では,別の起源をもつ施餓飢会や,水中に魚をかえす放生会が流行し,水陸会の記録はないが,その功徳によって,先亡の追善をねがう意は同じである。
執筆者:柳田 聖山
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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水陸会
すいりくえ
仏教行事。水陸斎,悲斎会ともいう。飲食物を水辺や大地に散じて諸霊に施し,苦悩を除こうとする法要。また餓鬼会,施食会,施餓鬼会と同じ。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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