河村瑞軒(読み)カワムラズイケン

デジタル大辞泉 「河村瑞軒」の意味・読み・例文・類語

かわむら‐ずいけん〔かはむら‐〕【河村瑞軒】

[1618~1699]江戸前期の商人伊勢の人。瑞賢とも書く。江戸に出て材木商となり、明暦の大火巨利を得た。のち、東廻り航路西廻り航路開発安治川などの治水工事にも業績を残した。

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精選版 日本国語大辞典 「河村瑞軒」の意味・読み・例文・類語

かわむら‐ずいけん【河村瑞軒】

  1. 江戸前期の材木問屋、土木家。伊勢の人。通称、十右衛門、平太夫。江戸明暦大火木曾木材を買い占め、巨富を得る。治水・運輸の知識が深く、淀川、長柄川、中津川などの改修工事を行なう。また、江戸と奥羽出羽の間に海路を開いた。元和四~元祿一二年(一六一八‐九九

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