デジタル大辞泉 「泰」の意味・読み・例文・類語 たい【泰】[漢字項目] [常用漢字] [音]タイ(呉)(漢)1 ゆったりと落ち着いている。「泰然・泰平/安泰」2 はなはだしい。「泰西・泰東」3 中国の山、泰山。「泰斗」4 タイ国。「日泰」[名のり]とう・ひろ・ひろし・やす・やすし・ゆたか・よし 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「泰」の意味・読み・例文・類語 たい【泰】 〘 名詞 〙 易の六四卦の一つ。。上卦は坤(こん)(=地)、下卦は乾(けん)(=天)。地天泰ともいう。天の気が下降し、地の気が上昇して陰陽の二気が交わり和することを表わす。 タイ【泰】 ( Thai ) インドシナ半島の中央部を占める立憲君主国。シャム湾(タイランド湾)に面し、中央部をメナム川(チャオプラヤ川)が貫流する。住民はタイ人が大部分で、ラオス人、中国人、マライ人、クメール人などの少数民族がいる。一八世紀以来チャクリ王朝が統治。国教は仏教(小乗)。首都バンコク。旧称シャム。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「泰」の読み・字形・画数・意味 泰常用漢字 10画(異体字)太4画 [字音] タイ[字訓] やすらか・ゆたか・おおきい・はなはだ[説文解字] [字形] 会意大+(きよう)+水。大は人の正面形。は左右の手。水中に陥った人を両手で助けあげる形で、安泰の意とする。〔説文〕十一上に「滑らかなり」とし、「廾(きやう)に從ひ、水に從ふ。大の聲なり」とするが、大は廾を加える対象で人。泰はまた略して太に作る。大・太・泰は通用するところがある。[訓義]1. やすらか、やすし、ゆたか、ゆるやか。2. おおきい、おごる、たかぶる。3. なめらか。4. はなはだ。[古辞書の訓]〔名義抄〕泰 ユタカ・ヨシ・ナメル・ヤスシ・ハナハダシ・ユタカナリ・オホイナリ 〔字鏡集〕泰 ヨシ・ユタカ・ヤメル・カタ・ユルス・カヨフ・ハナハダ・ユタカナリ・ヤスシ・オホイナリ[語系]泰(太)that、大datは声義近く、通用するところがある。(誕)danも大・太の意に用いることがある。[熟語]泰阿▶・泰一▶・泰宇▶・泰運▶・泰亀▶・泰元▶・泰玄▶・泰古▶・泰羹▶・泰侈▶・泰畤▶・泰初▶・泰辰▶・泰甚▶・泰西▶・泰清▶・泰盛▶・泰筮▶・泰折▶・泰然▶・泰素▶・泰壇▶・泰治▶・泰通▶・泰適▶・泰斗▶・泰東▶・泰半▶・泰平▶・泰▶[下接語]安泰・休泰・窮泰・矜泰・驕泰・侈泰・奢泰・升泰・清泰・静泰・屯泰・恬泰・道泰・寧泰・否泰・平泰・豊泰・隆泰 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報