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消滅時効 しょうめつじこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

消滅時効
しょうめつじこう

権利を行使できるにもかかわらず一定期間行使しないことによりその権利を消滅させることにする制度をいう。取得時効とともに時効の一種である。消滅時効にかかる権利財産権であり,そのおもなものは債権である。時効期間は債権については原則として 10年であるが,ある種の債権 (たとえば大工の工事費や小売商人の売却代金) についてはそれよりも短期の期間が個別的に定められている (商法,民法) 。債権以外の権利 (主として用益物権担保物権を含んだ制限物権) についての時効期間は 20年である。しかし,所有権については消滅時効は認められない。以上の時効の起算点は権利を行使できるようになったときである。

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デジタル大辞泉の解説

しょうめつ‐じこう〔セウメツジカウ〕【消滅時効】

時効の一。権利を行使しない状態が一定期間継続した場合、その権利を消滅させる制度。所有権以外の財産権について認められている。→取得時効

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百科事典マイペディアの解説

消滅時効【しょうめつじこう】

一定期間行使されない権利を消滅させる制度。取得時効とともに時効の一つ。所有権以外の財産権はすべて消滅時効にかかる。債権は,民事は10年,商事は5年,それ以外の財産権は20年の不行使によって消滅するのが原則だが,その期間には権利の性質により多くの特則がある(民法166条以下,商法522条)。
→関連項目除斥期間

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大辞林 第三版の解説

しょうめつじこう【消滅時効】

〘法〙 行使しうる権利を一定期間行使しなかった場合、その権利を消滅させる制度。 → 取得時効

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

消滅時効
しょうめつじこう

権利を行使しない状態が一定期間継続することによって、権利消滅の効果を生ずる時効。[編集部]

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世界大百科事典内の消滅時効の言及

【時効】より


【私法上の時効】
 一定期間の経過によって権利の取得または債務の消滅という効果を認める制度をいう。一般の説明によると,時効のうちの〈取得時効〉によって他人の物の所有権または財産権を取得し,〈消滅時効〉によって本来支払うべき債務を免れると解されている。しかし,この説明は,正義の確立を目標とする法の目的と矛盾する。…

※「消滅時効」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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