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淵鑑類函 えんかんるいかんYuan-jian lei-han; Yüan-chien lei-han

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

淵鑑類函
えんかんるいかん
Yuan-jian lei-han; Yüan-chien lei-han

中国,清代につくられた類書 (現代の百科事典に近いもの) 。 450巻。康煕帝の命により張英ら4人を総裁として編纂され,康煕 49 (1710) 年に完成した。明代の『唐類函』を増輯し,さらに唐以後明末までの諸書から収取し,類書の集大成を期したもの。 45部門の事項に大別され,各部門はそれぞれ細目に分けられている。作詩作文の手引として,また故事の出典検索などに利用された。

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世界大百科事典 第2版の解説

えんかんるいかん【淵鑑類函 Yuān jiàn lèi hán】

中国,清の康熙帝勅撰の類書(中国風百科事典)。1710年(康熙49)に完成。古今の類書をひとつにまとめ,豊富な内容を持つ参考書を意味する。天部から虫豸(ちゆうち)部に至る45部をさらに項目別に細分した450巻より成り,項目には簡単な定義をつけ,数多くの詩・文章作成のための関係用語・文章を集成している。明の兪安期が作った唐までの類書の集成《唐類函》を増補し,宋以後の出典を大量に加え,故事典故の検索に役立つ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

淵鑑類函
えんかんるいかん

中国、清(しん)代の類書(百科事典)。康煕帝(こうきてい)の勅を奉じて、張英、王士禎(おうしてい)らが総裁として、132名に分担編集させ、1710年完成。全450巻。唐、宋(そう)、元、明(みん)の詩文のなかから、故事成語を集めて注釈したもの。内容は、天、歳時、地、帝王以下44部門に分類し、さらに細目に分けてある。本来は詩賦をつくるためのものであったが、故事を検出するのに便利な書である。[川越泰博]

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