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清明上河図 せいめいじょうかずQing-ming-shang-he-tu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

清明上河図
せいめいじょうかず
Qing-ming-shang-he-tu

清明節でにぎわう中国,北宋の首都 汴京 (べんけい) の町を中心に描いた絵画。北宋末の張択端筆 (北京,故宮博物院) と伝えられるものが最も優品。のちこれにならっていくつかの同題の図巻が制作された。単に風俗画としてでなく,その時代の社会,経済史研究資料としても重要。

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百科事典マイペディアの解説

清明上河図【せいめいじょうかず】

国画画題。清明節の日(二十四節気の一つ。春分後15日目)の情景を描写したもの。北宋末の宮廷画家張択端が首都【べん】京(べんけい)の清明節を描いた図巻に始まる。

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世界大百科事典 第2版の解説

せいめいじょうかず【清明上河図 Qīng míng shàng hé tú】

中国,風俗画の画題の一つ。北宋の都汴京(開封)を描く。清明は冬至後104日から106日の寒食節の翌日にあたる二十四節気の一つ清明節の略。太陽暦の4月5日前後にあたり,庶民が郊外の墓地に赴いて祭掃するならわしがあった。上河は世俗の丁寧語,または北宋南渡後の墳墓の地がみな河北にあり,ために上河といって上冢(じようちよう)(墓参り)の語に代えたなどの説がある。たけなわの春の日の行楽を汴河(べんが)をさしはさんで描くことに始まり,都城の繁華街へと導いて,そのにぎわいを写した図巻形式の画題である。

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