デジタル大辞泉
「湖風」の意味・読み・例文・類語
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こ‐ふう【湖風】
- 〘 名詞 〙 日中、湖上から陸地に向かって吹く風。湖水と陸地の受熱、放熱の差によって生ずる。
- [初出の実例]「其所此所に白楊が立ち水の中へかけて蘆の若葉が湖風に幽かな音を立ててゐた」(出典:黒雨集(1923)〈田中貢太郎〉水郷異聞)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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湖風
こふう
湖の周辺で吹く局地風の一種。さまざまな使われ方をする。
(1)日中は湖心から湖岸に向かい、夜間は湖岸から湖心に向かう風が交替して吹く。この風系をいっしょにして湖風という。
(2)狭義には日中、湖心から湖岸に向かう風を湖風という。
(3)中央アジア西部にあるカスピ海のような面積の大きい湖水では、湖周辺の風は夏と冬で反対になっている。この季節によって交替する風系も湖風とよぶことがある。
[根本順吉]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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湖風【こふう】
湖水の周辺で,日中は湖面より沿岸部に向かい,夜間は反対に沿岸部より湖面に向かう風。カスピ海のような巨大な湖水では夏,湖中より高気圧性の風系として内陸部に吹き出す風と,冬,湖中に向け低気圧性に吹き込む風があり,これも湖風と呼ぶことがある。
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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