湖風(読み)こふう(英語表記)lake breeze

デジタル大辞泉の解説

こ‐ふう【湖風】

湖の周辺で湖水陸地温度差によって生じる局地的な風。昼間は陸地の気温が高くなるので風は湖から外側に向かって吹き、夜間は外側から湖に吹く。日本では琵琶湖周辺で起こることが知られている。

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百科事典マイペディアの解説

湖風【こふう】

湖水の周辺で,日中は湖面より沿岸部に向かい,夜間は反対に沿岸部より湖面に向かう風。カスピ海のような巨大な湖水では夏,湖中より高気圧性の風系として内陸部に吹き出す風と,冬,湖中に向け低気圧性に吹き込む風があり,これも湖風と呼ぶことがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

湖風
こふう

湖の周辺で吹く局地風の一種。さまざまな使われ方をする。
(1)日中は湖心から湖岸に向かい、夜間は湖岸から湖心に向かう風が交替して吹く。この風系をいっしょにして湖風という。
(2)狭義には日中、湖心から湖岸に向かう風を湖風という。
(3)中央アジア西部にあるカスピ海のような面積の大きい湖水では、湖周辺の風は夏と冬で反対になっている。この季節によって交替する風系も湖風とよぶことがある。[根本順吉]

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