コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

猪俣浩三 いのまた こうぞう

2件 の用語解説(猪俣浩三の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

猪俣浩三 いのまた-こうぞう

1894-1993 昭和-平成時代の弁護士,政治家。
明治27年7月20日生まれ。昭和2年弁護士を開業。戦後,社会党の結成に参加。22年衆議院議員(当選8回)となり,人権侵害,汚職問題で政府を追及した。45年アムネスティインターナショナル日本支部を設立し,理事長。平成5年8月21日死去。99歳。新潟県出身。日大卒。著作に「抵抗の系譜」など。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

猪俣浩三
いのまたこうぞう
(1894―1993)

弁護士、政治家。新潟県田尻村(現柏崎(かしわざき)市)生まれ。高田師範学校を卒業し教員となるが、小作農の貧しさをみて弁護士を志す。日本大学に入学、10年の苦学生活のすえ、1927年(昭和2)弁護士を開業した。この間キリスト教入信。1928年ごろ長岡市に民衆法律相談所を設け、小作争議の法廷闘争を行うなど無産政党系弁護士として活躍。おもな弁護事件に新潟県教育疑獄事件、阿久津(あくつ)事件、軍機保護法事件、人民戦線事件などがある。戦後日本社会党結成に参加、党内ではつねに左派に位置する。1947年新潟4区から衆議院当選、1969年引退まで8期(1963年落選)の間「万年法務委員」として鹿地(かじ)事件、造船疑獄、講和・安保問題、基地闘争などに鋭い政府追及の論陣を張った。1970年アムネスティ・インターナショナル日本支部を設立、1976年理事長辞任まで金大中(きんだいちゅう/キムデジュン)事件ほか人権擁護活動に尽力した。[荒川章二]
『猪俣浩三著『抵抗の系譜』(1964・酒井書店) ▽山下恒夫編著『聞書き 猪俣浩三自伝』(1982・思想の科学社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

猪俣浩三の関連キーワード青柳盛雄大野正男尾崎陞小野誠之佐伯静治梨木作次郎西田公一坂東克彦山根二郎北山六郎

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone