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瓦師 カワラシ

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デジタル大辞泉の解説

かわら‐し〔かはら‐〕【瓦師】

瓦を焼く職人。
瓦屋根を葺く職人。

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大辞林 第三版の解説

かわらし【瓦師】

瓦を焼く職人。かわらや。
瓦で屋根を葺く職人。

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(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

瓦師
かわらし

瓦を製造・販売また屋根葺(ふ)きする職人。瓦の需要が高まってきた12世紀の平安後期に、瓦を製造・販売する瓦焼(やき)といわれる専門職人が独立していた。13世紀の鎌倉期からは寺院からの注文が多く、瓦焼は瓦大工ともいわれ、建設職人の一つとして大工・左官と並んで確固たる地位を築いた。このころでは瓦の屋根葺きもするようになっていた。瓦焼は居職(いじょく)、瓦葺きは出職(でしょく)になる。17世紀の江戸期には都市の発展とともに民家の屋根の瓦葺きが進んできて、瓦の需要は急速に増加し、京都・大坂や各地の城下町に瓦師が誕生し集住していた。瓦焼は瓦師とよばれるようになったのである。また各地に特産地もできた。そうした瓦葺きの普及のなかで、17世紀末には桟(さん)瓦という新しいものがくふうされた。これまでの平瓦と丸瓦とで葺く本瓦葺きに対して、平瓦だけで葺けるようにし、いわば平瓦と丸瓦の機能を結び付けたのである。瓦葺きは、職人1人に瓦の手上げと泥こねをする手元1人の組として行われる。窯は陶器の窯と同じ方式であるが単房である。複雑な凹凸のある立体的な鬼瓦や鯱(しゃち)瓦は別として、規格の決まった平瓦・丸瓦・桟瓦などは、粘土を木鍬(きくわ)でこねて型に入れ、竹べらで成型し、乾かしてから窯に入れて薪(まき)で焼成する。薪の分解で飛び散った炭素が瓦の表面について黒い色になる。今日では新しい屋根材料ができて、瓦の需要は減ってきているが、瓦師の仕事はなお重要である。[遠藤元男]

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世界大百科事典内の瓦師の言及

【寺島藤右衛門】より

…御用瓦師寺島家4代。初代三郎左衛門のとき寺島氏を称し,紀州根来(ねごろ)から摂津天王寺に移転,豊臣氏の御用瓦師となる。…

※「瓦師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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