痛感(読み)ツウカン

デジタル大辞泉 「痛感」の意味・読み・例文・類語

つう‐かん【痛感】

[名](スル)強く心に感じること。身にしみて感じること。「力量の差を痛感する」
[類語]実感感ずる思うさと感じ取る感得感受感知直感直覚予感ぴんと来る

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精選版 日本国語大辞典 「痛感」の意味・読み・例文・類語

つう‐かん【痛感】

  1. 〘 名詞 〙 強く心に感じること。身にしみて深く感じること。
    1. [初出の実例]「如何にも不思議なることを痛感(ツウカン)して」(出典牛肉馬鈴薯(1901)〈国木田独歩〉)
    2. [その他の文献]〔晉書‐温嶠伝〕

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普及版 字通 「痛感」の読み・字形・画数・意味

【痛感】つうかん

切実に感じる。〔晋書、温伝〕(四方の征鎮に移告す)峻、~凶にして、~骨生きながら離る。天地を痛感せしめ、人心齊一にして、咸(ことごと)く皆切齒す。

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