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療養型病床群 りょうようがたびょうしょうぐん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

療養型病床群
りょうようがたびょうしょうぐん

長期療養者を対象にした病院病室廊下を一般病院より広くとり,リハビリテーション室,食堂,入浴施設を設けるなど居住性と介護の質を重視している。1993年施行の改正医療法により,病院は機能別に一般病院,療養型病床群,特定機能病院の三つに区分された。療養型病床群は,医師看護師数は一般病院より少ないが看護補助者を多く配置している。2000年からは医療保険に加え,介護保険適用の対象となった。

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デジタル大辞泉の解説

りょうようがた‐びょうしょうぐん〔レウヤウがたビヤウシヤウグン〕【療養型病床群】

療養型病院

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百科事典マイペディアの解説

療養型病床群【りょうようがたびょうしょうぐん】

1992年の医療法改正で特定機能病院と同様に新たに新設された医療施設で,主として長期にわたり療養を必要とする患者を収容することを目的とした一般病床を指している。
→関連項目病院

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大辞林 第三版の解説

りょうようがたびょうしょうぐん【療養型病床群】

病室や廊下を広くするなど長期の入院患者の居住性に配慮し、主に患者の介護や機能回復などを行う病院。通常の病院よりも医師や看護師は少ないが、介護職員は多い。1993年(平成5)の医療法の改正により設置。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

療養型病床群
りょうようがたびょうしょうぐん

主として長期にわたり療養を必要とする患者を収容する施設で、医療施設として位置づけられている。1992年(平成4)の医療法改正によって設けられ、1993年4月から導入された施設類型である。設置に関しては都道府県知事が承認する。医療保険でも介護保険でも申請できる。長期療養患者を対象とすることから、従来の病院よりも入院患者数に対する医師・看護師の割合は少なくてもよいが、介護職員を多数かかえなければならないとしたもので、病院の構造に関しても病室や廊下面積を広くとるようにしている。診療報酬は従来の出来高払いとは異なっており、医療費の削減も目的にしている。介護保険適応型では満65歳以上、要介護度1以上、医療保険適応型では要介護認定結果にかかわらず医療ニーズの高い、要介護高齢者が入る施設の一つとしてあげられてる。
 しかしながら介護保険適応型の介護療養型医療施設は、現段階では2012年には廃止が予定されている。これによって現在の38万床ある療養型病床のうち、15万床程度が医療型の療養病床になり、23万床が介護老人保健施設やケアハウス等居住系サービスへ転換すると考えられている。[吉川武彦]
『高橋公雄・筧淳夫著『療養型病床群サバイバル戦略――選ばれる療養環境をめざして』(1999・厚生科学研究所) ▽介護保険研究会計人グループ編『介護保険と病医院経営』改訂版(2000・ぎょうせい) ▽日総研グループ編『療養型病床群まるわかり実践ガイド』(2000・日総研出版)』

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