白寿(読み)ハクジュ

精選版 日本国語大辞典 「白寿」の意味・読み・例文・類語

はく‐じゅ【白寿】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「白」の字は、百から一をとったものであるところから ) 九九歳。また、九九歳の祝い。
    1. [初出の実例]「白寿って、九十九じゃねえのか。百には一本足りねえもの」(出典:海岸公園(1961)〈山川方夫〉)

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とっさの日本語便利帳 「白寿」の解説

白寿

「百」の字の上の「一」を取ると「白」になるので、一〇〇-一の意味で、九九歳を白寿と呼んで祝う。

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世界大百科事典(旧版)内の白寿の言及

【年祝】より

…通過儀礼の一つ。数え年61の還暦,70の古稀,77の喜寿,88の米寿,99の白寿などの〈長寿の祝い〉を総称して賀寿,賀の祝い,あるいは算賀というが,庶民の間ではこれを年祝と呼ぶことが多い。つまり以上の〈長寿の祝い〉が年祝の典型である。…

※「白寿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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