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喜寿 きじゅ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

喜寿
きじゅ

77歳のこと,またそれを祝う賀礼。喜の字草書体が七十七と読めるところからいう。江戸時代の国学者,大国隆正寿の詠草に「ななそぢに七つあまれる喜びは/あらたなる御世にあへるなりけり」とある。 (→年賀 )

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デジタル大辞泉の解説

き‐じゅ【喜寿】

《「喜」の字の草体」が「七十七」に見えるところから》77歳のこと。また、その祝い。喜の字の祝い。

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百科事典マイペディアの解説

喜寿【きじゅ】

77歳の年寿を祝う儀礼で,〈喜の字の祝い〉ともいう。喜の字の草書体が七十七に通じることによる名。還暦,古稀(こき)に並ぶ長寿の祝いで,江戸時代以降広く普及した。

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世界大百科事典 第2版の解説

きじゅ【喜寿】

77歳,またはその祝いのこと。一定年齢者の祝いを民間では一般に〈年祝〉というが,喜寿もしくは〈喜の字の祝い〉はその一つであり,さらに61歳の還暦,70歳の古稀,88歳の米寿などと同じく,長寿を祝う算賀,賀寿,〈賀の祝い〉の一種でもある。喜とは,七十七の書体が喜のくずし字に類似していることにちなむ。この慣習は中世以降,とくに近世に広まり,祝いにさいしては祝宴や贈答が行われる。【平山 和彦】

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大辞林 第三版の解説

きじゅ【喜寿】

〔「喜」の字の草体「㐂」が「七十七」と分解できるところから〕
数え年の七七歳。また、その祝い。喜の祝い。喜の字の祝い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

喜寿
きじゅ

数え年77歳の年祝いをいう。喜の字の祝いともいうように、喜の字の草書体が七十七と書かれるからである。喜寿の祝いは平安時代以前にはなく室町時代の末期ごろから行われるようになった。還暦、古稀(こき)などの年祝いと同じく祝宴が催される。神奈川県秦野(はだの)地方では77歳の7月7日に火吹き竹をつくって火事厄(よ)けのまじないとする風があった。火災のときこの火吹き竹で火を吹き返すという。信州(長野県)諏訪(すわ)地方では羽織、着物、杖(つえ)などを贈って祝う。祝われる家では紅白の餅(もち)に喜の字を記して配るという。[大藤時彦]

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世界大百科事典内の喜寿の言及

【年祝】より

…通過儀礼の一つ。数え年61の還暦,70の古稀,77の喜寿,88の米寿,99の白寿などの〈長寿の祝い〉を総称して賀寿,賀の祝い,あるいは算賀というが,庶民の間ではこれを年祝と呼ぶことが多い。つまり以上の〈長寿の祝い〉が年祝の典型である。…

※「喜寿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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