コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

白話小説 ハクワショウセツ

3件 の用語解説(白話小説の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

はくわ‐しょうせつ〔‐セウセツ〕【白話小説】

口語で書かれた中国の小説。宋代の講釈にその萌芽(ほうが)がみられ、明・清代には四大奇書や「紅楼夢」などの傑作が生まれた。

出典|小学館
デジタル大辞泉について | 情報 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

はくわしょうせつ【白話小説 Bái huà xiǎo shuō】

中国の俗語体小説のこと。中国雅文体小説を〈文言(ぶんげん)小説〉というのに対する語。宋代(12世紀)の説話人(講釈師)の講史や説話などの口演台本である話本に発し,徐々に読む小説となっていった。明代中期(16世紀)に入って,庶民向けの平易な小説として定着し,羅貫中,施耐庵,呉承恩らの小説家が,古くからの講史,語り物を《三国演義》《水滸伝》《西遊記》等のすぐれた長編白話小説にまとめあげるに至った。これらの長編に対して,17世紀に入り,馮夢竜(ふうぼうりゆう)は《古今小説》(《喩世明言》),《警世通言《醒世恒言》を著し,凌濛初(りようもうしよ)は《初刻拍案驚奇》《二刻拍案驚奇》を編んだ。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

大辞林 第三版の解説

はくわしょうせつ【白話小説】

中国、宋代に庶民の間に興った、俗語による小説。娯楽的要素と勧善懲悪的要素とを兼ねたものとして発達した。「京本通俗小説」「拍案驚奇」などの話本がこれにあたる。平話。

出典|三省堂
大辞林 第三版について | 情報

今日のキーワード

稀勢の里寛

1986- 平成時代の力士。昭和61年7月3日生まれ。中学卒で鳴戸部屋に入門し,平成14年3月初土俵。16年5月新十両,同年11月には18歳4ヵ月で新入幕をはたす。18年7月新三役小結,21年3月新関...

続きを読む

コトバンク for iPhone