(読み)キサイ

デジタル大辞泉の解説

きさい【后】

きさき(后)」の音変化。
「帝、―の思しおきつるままにもおはしまさば」〈総角

きさき【后/妃】

天皇の正妻。皇后および中宮。また、皇太后後宮(こうきゅう)女御(にょうご)更衣(こうい)などをいう場合もある。
王侯貴族の妻。

ご【后】[漢字項目]

こう

こう【后】[漢字項目]

[音]コウ(漢) ゴ(呉) [訓]きさき
学習漢字]6年
〈コウ〉
君主。「后王」
きさき。「后妃皇后(こうごう)三后母后立后皇太后(こうたいごう)
〈ゴ〉うしろ。のち。「午后(ごご)
[補説]は「」と通用する。

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大辞林 第三版の解説

きさい【后】

〔「きさき」の転〕
皇后。中宮。 「みかど・-のおぼしおきつるままにもおはしまさば/源氏 総角

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精選版 日本国語大辞典の解説

こう【后】

〘名〙
① 天子。君主。
※凌雲集(814)奉和江亭晩興呈左神栄清藤将軍〈淳和天皇〉「我后巡方春日晩、廻鑾駐駅次江亭
② きさき。皇后。〔礼記‐曲礼下〕

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世界大百科事典内のの言及

【女御】より

…女御には位階や定員についての規定もなく,比較的自由な任命が可能であった。淳和朝以降,妃,夫人,嬪などがほとんど置かれなくなり,ときとして皇后すら置かれなかったこともあったから,後宮における女御の地位は徐々に高まった。10世紀に入ると皇后も女御から昇進するようになり,位階も,やがて入内と同時に従三位に叙せられるようになった。…

※「后」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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