デジタル大辞泉 「后」の意味・読み・例文・類語
きさき【▽后/▽妃】
2 王侯貴族の妻。
[類語]皇后・皇太后・妃殿下・王妃・女王・皇太子妃・中宮・北の方・プリンセス



(さい)、祝詞を収める器。字の立意は君と似たところがある。〔説文〕九上に「繼體の君なり」とし、「人の形に象る。令を施して以て四方に
ぐ。故に之れを厂(た)る。一に從ふ。口もて號を發する
は君后なり」と説くが、字は一と厂(かん)とに分かつべきものではない。神話的な古帝王に、夏后・后
(こうげい)のように后とよぶものが多い。卜文の后の字は
の形に作り、母后の分
の形に作る。卜文に后祖乙・后祖丁を
祖乙・
祖丁に作る。后は後の意。早くからその訓があったのであろう。
をこの部に属する。后はおそらく
の簡略形から出たものであろうが、すでに原形との関係をたどりがたい。君と立意の近い字であるから、君と同じく口部に属すべき字である。
・垢など六字を収め、おおむね詬辱の意をもつ。后はもと生子の象で、人の後部の意をもつ字であるからであろう。
hoは同声。竅・
ky
も声義が近い。后・
、竅・
はあたかも相対する関係にある。口kho、孔khong、尻kheu、窟khiu
t、窖keuなども同系の語であろう。
▶・后稷▶・后職▶・后族▶・后帝▶・后土▶・后党▶・后妃▶・后辟▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…女御には位階や定員についての規定もなく,比較的自由な任命が可能であった。淳和朝以降,妃,夫人,嬪などがほとんど置かれなくなり,ときとして皇后すら置かれなかったこともあったから,後宮における女御の地位は徐々に高まった。10世紀に入ると皇后も女御から昇進するようになり,位階も,やがて入内と同時に従三位に叙せられるようになった。…
※「后」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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