目を晦ます(読み)メヲクラマス

デジタル大辞泉 「目を晦ます」の意味・読み・例文・類語

くらま・す

人の目をごまかす。見えないようにする。「追っ手の―・す」
[類語]ごまかすだま欺く偽るたばかるかた誑かすはぐらかす化かす言いくるめる言い紛らす言い紛らわす言い逃れる言い抜ける言い繕う取り繕う紛らす紛らわす一杯食わす鯖を読むお茶を濁すけむに巻く煙幕を張る

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精選版 日本国語大辞典 「目を晦ます」の意味・読み・例文・類語

め【目】 を=晦(くら)ます[=晦(くら)まかす]

  1. 人に見つけられないようにする。また、ごまかして正しく見えないようにする。人の目をごまかす。
    1. [初出の実例]「手占にも銭をとること功いりて〈貞徳〉 目をくらまかすあのばくちうち〈友仙〉」(出典:俳諧・紅梅千句(1655)三)
    2. 「相神主の与五太夫が目をくらまして散銭をみなこちへしてやり」(出典:浮世草子・懐硯(1687)四)

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